【夏号】馬力は能力
自動車業界の偉大な先人本田宗一郎氏の、エンジンの馬力についての話が、僕の心を目覚めさせてくれたモノの一つです。
「エンジンの大きさでいう1300ccとか1800ccというものは、働きでいうと年功序列みたいなモノで、エンジンの大きい小さいでクルマは動いているのではなく、本当は、馬力で動いている。
何馬力あるかどうかが本当の「動く能力」なのだ。
だから、馬力は人間でいうならば、その人の能力であり、ccは年功序列なのだ。
そういう意味において、私はccで言いたくない。
馬力で勝負しようと思っている」。
本田氏独特の持論ですが、私には分かり易い例え話でした。
これは「仕事人として、とても大事なコトなんだ」と、心で頷いていました。
年功序列ではなく“自分の能力でお客様のお役に立てる”そんな人間であり続けたいと思っています!